Nexa3D社がSLA式3Dプリンター用新型材料3種を発表
2021年 2月10日
Nexa3D社 2021年2月9日
Nexa3D社は2021年2月9日、同社製SLA式3Dプリンター「NXE 400」用として、Henkel社との協力を通じて開発された新型感光性材料となる「xPP405-BLACK」と「xPP405-Clear」、および「xPEEK147-BLACK」を新たに発表した。xPP405-BLACKは、強固なセミリジッド樹脂で、フィラーを含まないプロピレンと同等の優れた耐衝撃性と高い強度を特長としている。加えて、ポリプロピレン並みの弾性率やポリプロピレン比で1.3倍となる引張伸びなどの特性も備えている。xPP405-Clearは、BLACKバージョンと同等の弾性率や引張伸び特性を備えつつ、外観が異なるとともに、荷重たわみ温度が50~60度となっている。xPEEK147-BLACKは、表面仕上げ品質に優れると共に、強固な寸法安定性や高い荷重たわみ温度を特長とする高性能材料。同材料の耐熱温度は最高230度に達し、非常に高い剛性や長期にわたる熱安定性など、さまざまな優れた特性を備えている。