Titan Robotics社が新型ハイブリッド積層造形システム「Atlas-HS」を発表
2021年 5月 7日
Titan Robotics社 2021年5月2日
Titan Robotics社は2021年5月2日、新型ハイブリッド積層造形システム「Atlas-HS」を発表した。Atlas-HSは、ペレットエクストルージョンヘッドまたは3軸フライス加工用ツールヘッドを選択可能なツールチェンジャーを備えており、3Dプリントによって造形した部品を造形中または造形後に機械加工することができるとしている。Atlas-HSは生産性の向上を念頭に置いて設計されており、1066×1066×1188(mm)から1270×1270×1828(mm)までの異なる造形寸法を選択することができる大型造形機となっている。同機は、Atlasシリーズ3Dプリンターで定評あるペレットエクストルージョン方式を採用することにより、フィラメント方式と比較して製造時間を1 / 10にまで短縮できるとしており、その造形速度は毎分30,000mmとなっている。同機により、リードタイムを数日から数時間程度へ短縮し、低い運転費でより高いスループットを実現できるとしている。