Evonik社が生体適合型3Dプリント用PEEK材料「VESTAKEEP Care M40」を発表

2021年 6月11日

Evonik社 2021年6月10日

Evonik社は2021年6月10日、一般的なエクストルージョン(フィラメント押出)式3Dプリンターで利用可能な生体適合型3Dプリント用PEEK材料「VESTAKEEP Care M40」を新たに発表した。同社のCare Grade製品ラインの最新製品となるVESTAKEEP Care M40は、非常に優れた耐熱性と耐薬品性、高い滅菌適応性、および生体適合性を備えることによる取り扱いの容易さを大きな特長としている。これらの特長により、同材料はオーダーメイド補聴器や、細線状の義肢または装具、あるいは歯科用のドリル補助器具などの用途に最適としている。VESTAKEEP Care M40は、クリーンルームで製造され、医療材料用の厳格な品質検査が実施される。また、同材料は無着色の1.75mm径フィラメントとして製造され、1個500グラムのスプール形態で提供されるとしている。

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