Raise3D社が複合材対応新型3Dプリンター「E2CF」を発表
2021年 8月16日
Raise3D社 2021年8月5日
Raise3D社は2021年8月5日、炭素繊維強化複合材に対応する新型3Dプリンター「E2CF」を発表した。E2CFは、同社従来機であるE2を元に繊維強化材料を用いた造形を可能とするべく開発され、炭素繊維に最適化された新型機。E2CFは、自動車産業や航空宇宙産業、および医療機器産業など、軽量高強度で長期の運用期間中も高い性能を維持できる部品を製造する必要のあるさまざまな産業界のニーズに応えるとしている。E2CFでは、長期の使用を想定してエクストルーダーとノズルが機能的および機械的に強化されており、Raise3D Industrial PA 12 CFフィラメントを用いての1,000時間以上の造形処理を可能とし、造形プロセスの安定性を確保している。加えて、同機は2基の密閉式独立型乾燥庫を装備しており、吸湿性の高いナイロン製フィラメントや炭素繊維強化フィラメントを扱うことができるようになっている。