Desktop Metal社がTi-6Al-4V系チタン合金を3Dプリントプラットフォーム「Studio System 2」用造形材料として認定

2021年 8月19日

Desktop Metal社 2021年8月5日

Desktop Metal社は2021年8月5日、同社製3Dプリントプラットフォーム「Studio System 2」用の造形材料として、Ti-6Al-4V系チタン合金(64チタン)を新たに認定したと発表した。Studio System 2は、量産準備や最終使用用途での高性能金属部品の少量生産を容易に実現可能で、入手性の高い金属3Dプリントプラットフォーム。同社は来月以降のTi-6Al-4V系合金製品の出荷開始を予定しており、エクストルージョンベースの結合金属積層造形技術へ同材料を導入する初の企業になるとしている。Ti-6Al-4V合金は、引張強さや耐食性能、および生体親和性の高さで知られ、幅広い用途で用いられているチタン合金。同合金をStudio System 2を用いて積層造形した場合、引張強さは730 MPa、降伏強さは845 MPa、伸びは17%と、優れた機械特性を示すとしている。

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