Essentium社がPEKK系3Dプリント用フィラメント「Essentium PEKK」を発表

2021年 9月15日

Essentium社 2021年9月13日

Essentium社は2021年9月13日、Arkema 6002 Kepstan樹脂を用いて開発された新規3Dプリント用フィラメント「Essentium PEKK」を発表した。Essentium社によれば、PEKK樹脂は、優れた機械的特性と熱や薬品に対する耐性のために航空宇宙産業や自動車産業などの業種向けの材料であるとし、PEEKと比較すると結晶化度が低いためにアモルファス樹脂として扱えることが特徴であるとしている。同材料は、造形後の冷却工程による影響が少ないため、反りが発生するリスクが小さく、加えて米国民間連邦航空規則で規定された難燃性や発煙性、および毒性の基準に準拠するとしている。また、Essentium PEKKの出力時温度は340度から400度となっている。

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