Zemax社がフラッグシップ光学設計用ソフトウェア群をアップデート

2021年 9月29日

Zemax社 2021年9月21日

Zemax社は2021年9月21日、同社製フラッグシップ光学設計用ソフトウェア「OpticStudio」、「OpticStudio STAR Module」、および「OpticsBuilder」のアップデートを発表した。光学設計ソフトウェアの最新版となるOpticStudio 21.3では、非シーケンシャルモードにおいて、軸外円錐非球面型ミラーにネイティブ対応している。加えて、同バージョンではOpticStudioプロジェクトファイルの管理とアーカイブ方法がアップグレードされており、OpticStudio設計モデル内に含まれるファイルの階層構造の共有とコラボレーションに関する課題を単純化できるようになっている。構造および熱分析用モジュールの最新版となるOpticStudio STAR Moduleでは、ほかの座標系で保存されたFEAデータの読み込みが可能となっているほか、表面の変形度合いがベクトル表記できるようになっている。光学設計データ変換用ツールの最新版となるOpticsBuilder 21.3では、新たに結合コンポーネントとブーリアンコンポーネントの配置と方向の修正に対応している。

More Information