Autodesk社が統合モデル管理・干渉チェック用ツール「BIM 360 Model Coordination」をアップデート
2021年 9月30日
Autodesk社 2021年9月22日
Autodesk社は2021年9月22日、同社製統合モデル管理・干渉チェック用ツール「BIM 360 Model Coordination」のアップデートを発表した。同アップデートでは、さまざまな編集アプリケーションからエクスポートされたIFCファイルとAutodesk NavisworksのNWC形式ファイル、およびIntergraph SmartPlant 3DのVUE形式ファイルが集計用にサポートされており、ほかの対応する形式のファイルを組み合わせてレビューすることが可能となっている。これにより、マルチモデル表示や断面図作成、オブジェクトプロパティの確認と問題の把握などを通じて建設可能性のレビューを実行することができるようになっている。また、Model Coordinationビューアーのアップグレードによりパフォーマンスが改善されており、モデルの読み込みが高速化されているほか、ドロップアウトフレームの削減や表示中のジオメトリ優先順位付けの改善、およびメモリー消費の削減などが謳われている。これらの機能強化に加えて、寸法計測時に使用する単位をセッションを超えて保持するための機能が追加されている。