MakerBot社が3Dプリント用材料「MakerBot RapidRinse」および「MakerBot ABS-R」を発表

2021年10月22日

MakerBot社 2021年10月20日

MakerBot社は2021年10月20日、同社製3DプリンターのMakerBot METHOD XおよびMETHOD X Carbon Fiber用として開発され、製造用成形型から部品の製造に至るまでさまざまな工業用途に対応する新たな3Dプリント用材料の「MakerBot RapidRinse」および「MakerBot ABS-R」を発表した。MakerBot RapidRinseは、迅速に溶解させることが可能な同社独自のサポート材料で、時間と費用を要する後処理を不要とすることをねらっている。同材料は、温めた水道水に容易に溶解し、一般的なサポート材の溶解時に必要な腐食性溶液が不要であることを特徴としている。特殊な溶液が不要であることから、後処理のための追加での機器の購入も不要となる。MakerBot ABS-Rは、3D造形の信頼性を高め、繰り返しでの造形時の一貫性を保つことが可能となるよう調整された新規ABS材料。同材料は、同時に発表されたMakerBot RapidRinseとの組み合わせに最適化されており、最良の造形品質とユーザー体験を提供するとしている。

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