Thought3D社がFFF式3Dプリンター用インラインフィラメント乾燥機「Drywise」を発表

2021年12月14日

Thought3D社 2021年12月11日

Thought3D社は2021年12月11日、FFF式3Dプリンター用のインライン式フィラメント乾燥機となる「Drywise」を発表した。Drywiseは、3Dプリンターと直列に接続して使用するスタンドアロン型の機器で、吸湿性フィラメントを用いた3D造形時にリアルタイムでのフィラメントの除湿が可能となる。同機を用いた場合、(通常長時間の前処理を要するほかの方式と異なり)フィラメントの一部に対して40~90分間の前処理を実施することで3D造形を開始することが可能となる。インライン式乾燥方式を採用することで、長時間の3D造形であっても、常に最良の状態の材料を用いて造形することが可能になるとしている。ベータ版のDrywiseの価格は1,699ドルまたは1,499ユーロで、専用Webサイトを通じて直ちに予約発注可能とする予定としており、2.85mm径フィラメント用のモデルを2022年2月に、1.75 mm径フィラメント用モデルを2022年7月に出荷予定としている。

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