GRAITEC社が建築用文書管理ソリューション「GRAITEC Opentree 2022」をリリース

2021年 6月 7日

GRAITEC社 2021年6月2日

2021年6月2日 ―― AEC産業向けソフトウェア開発会社のGRAITEC社は2021年6月2日、「Graitec Opentree 2022」をリリースした。Graitec Opentreeは、規則に準拠したワークフローを求める企業や建築家、および技術者のための世界的な文書管理ソフトウェア。Graitec Opentreeを活用することで、建設プロジェクト全体を通じて不要な手作業を削減し、文書管理がより容易に行えるようになるとしている。
Graitec Opentree 2022は、2019年の買収以来、GRAITEC社の下では初のメジャーリリースとなる。"Cabinet"の歴史を踏まえ、建築家や技術者向けの図面および文書の効率的な管理を支援するために技術を拡張している。加えて同リリースでは、閲覧および注記作成用のネイティブツールが導入されており、ユーザーが追加で支払うソフトウェアコストの削減を可能としている。
Graitec Opentree 2022では、高速に、かつファイアウォールの内側で動作し、進行中の作業や発行済みの成果物の全てを管理するうえで有用な、なじみ深いインターフェイスを備えるとしている。

Graitec Opentree 2022の五大新機能

  • Windows 10と同様の見た目と使い勝手を備えた完全新規のインターフェイス
  • AutoCAD LTとAutoCAD、Revit、Bentley MicroStation / Connect、およびMicrosoft Officeへの対応
  • 30種類以上のファイル形式に対応する内蔵のネイティブビューアーと注記作成ツール
  • SharePointやBIM 360、Asite、Aconex、Business Collaborator、およびViewpoint for Projects & Aspubへのシームレスなファイルおよびメタデータアップロード機能
  • 28 Hands社のEメール管理ツールMail Managerとの連携機能

Graitec社MANAGE製品担当ビジネスラインディレクターであるGary Edwards氏は、「設計から製造までに関する我々の価値観に基づいて開発され、あらゆる知的財産を作業中から発行後まで管理する能力を顧客へ提供するOpentree 2022のリリースを発表できることを光栄に思います。コラボレーションと情報管理の改善へ尽力するAEC産業へ向けて、Graitec Opentreeは業界標準の最前線で、ユーザーの皆様の品質改善や文書管理コストの削減、および最終的な収益性改善を支援します」と述べている。

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