ModuleWorks社がRafinex社と技術提供に向けて業務提携

2021年 7月12日

ModuleWorks社 2021年7月7日

2021年7月7日 ―― Rafinex社とModuleWorks社はModuleWorksツールパス計算技術をRafinexソフトウェアアルゴリズムスイートに統合した。トポロジー最適化とツールパスプランニングの効果的な同期により、より効力のある製造性考慮設計を可能にする。これによって納期間近の設計変更や設計段階での加工や機械トラブルを防ぎ、その後のプロセスにおける製造費用を低減する。

Rafinexの推計学的なトポロジー最適化は、現実における材料の充当や材料物性の多様性を予測することでとりわけ航空宇宙や自動車産業といったハイパフォーマンス要件において、確かな信頼性を持つ部品の設計を支援する。ツールパスアルゴリズムはさまざまな積層および切削工程に対する最適で、材料に依存しないツールパスを自動的に計算する。このことは、製造実現性が設計最適化の時点で既に解析されているということを意味する。

Rafinex社とModuleWorks社の提携の次のステージとしては、部品ごとの最適な連続ツールパスを計算するために逆運動学を組み込むことを計画している。

この同期ワークフローにより、いかなる工程下であっても製造が非常に難しいもしくは非現実的な設計フィーチャーをエンジニアがすぐに認識し、設計を適切に調整することが可能になる。早期段階に潜んでいる重大な製造問題をハイライトすることで考えうるコストを低減し、試作と量産のどちらも加速させることが可能になるとしている。

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