ワシントン州立大学がPLAプラスチックを3Dプリント素材にリサイクルする技術を発表

2022年 9月 9日

ワシントン州立大学 2022年9月3日

ワシントン州立大学は2022年9月3日、PLAプラスチックをリサイクルして高品質の3Dプリント用樹脂に変換する効率的な方法を開発したことを発表した。PLAは食品包装容器などに使用され、バイオベースとされているが簡単には分解されないことから、リサイクル率は低い水準となっている。今回、同大学の研究チームはアミノエタノールを使用してPLAをモノマーに分解、再構築して3Dプリンターの素材として使われる光硬化性液体樹脂の一種を作り出した。この樹脂を硬化させたところ、市販の樹脂と同等以上の機械的・熱的特性を示したと報告している。

More Information