McLaren Racingが部品製造工程に3Dプリント技術を導入

2022年10月26日

McLaren Racing 2022年10月20日

F1チームのMcLaren Racing(マクラーレン)は2022年10月20日、生産納期と予算制限に対応するため、Stratasys社の次世代3Dプリンター「Neo 800」で部品製造していることを発表した。同チームではフロントウィングとリアウィング、およびサイドボディとトップボディの大部分を、3Dプリンターで年間最大9,000点製造している。また5台のNeo 800でプリントされたパーツ精度は、風洞試験で車両の空力特性も最適化できたと報告している。ほかにも、パーツの生産時間が短縮され、スケールモデルのトップボディのような大きなパーツでも最短3日で生産できるようになったとしている。

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