3DM Digital Manufacturing社が「特定の波長を狙える」レーザー技術を公開
2023年 2月 1日
3DM Digital Manufacturing社 2023年1月30日
3Dプリンターとレーザー光源を開発する3DM Digital Manufacturing社は2023年1月30日、SLS方式3Dプリンターレーザーを特定の材料や用途に合わせて調整する新技術を発表した。3DM Digital Manufacturing社CEOのIdo Eylon氏によると、同社は「CO2レーザーやファイバーレーザーではなく、プラスチック素材に最適な波長を狙えるレーザーを独自に製造している」という。そのレーザーの光源は米粒よりも小さな量子カスケードレーザー（QCL）で構成されており、波長を素材や部品層の配置に合わせて柔軟にカスタマイズすることができる。これにより、機械的特性が向上した高解像度のパーツを、リードタイムを短縮して製造することが可能になる。