アルゴンヌ国立研究所がX線回折を利用して17-4PHステンレス鋼の3Dプリント方法を発見
2023年 3月29日
アルゴンヌ国立研究所 2023年3月27日
アメリカのアルゴンヌ国立研究所は、強度と耐腐食性に優れた17-4PHステンレス鋼の特性を維持したまま3Dプリンターで一貫して製造する方法を発見した。同研究所はX線回折法により鋼材の印刷中に生じる材料の微細かつ急速な相変化を調べ、鋼材の構造形成を監視して性能を決定した。この研究は、メーカーが3Dプリントを利用して、従来の鋳造方法よりもコストを削減し、柔軟性を向上させるのに役立つもので、チタン合金やニッケル基超合金など、ほかの高性能合金の3Dプリントにも応用が期待される。