Sygnis社がポーランドのアダム・ミツキェヴィチ大学とFDM 3Dプリント技術の使用に関する契約を締結

2023年 7月18日

Sygnis社 2023年7月13日

Sygnis社は2023年7月13日、ポーランドのアダム・ミツキェヴィチ大学と契約を締結し、同大学が新たに開発した3Dプリント用フィラメントの改質方法のライセンスを取得したことを発表した。この技術はLFDM(Liquid for Fused Deposition Modelling)と称されるもので、一般的なFDMプリンターでポリマー材料から直接プリントする際に、化学物質、染料、放射性物質、殺虫剤、抗生物質、ナノ粒子、微量元素、肥料、蛍光体、重合用モノマー、タンパク質、ペプチド、および有効成分を直接導入することが可能となる。Sygnis社によると、この技術によって、従来の加工では物理的・化学的変換のために適用が不可能だった化学物質をポリマーフィラメントに導入することが可能になるという。

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