AMGTAの調査が持続可能性に対するバインダージェット式3Dプリントの利点を実証
2023年 8月 9日
Additive Manufacturer Green Trade Association 2023年8月4日
Additive Manufacturer Green Trade Association（AM事業者グリーントレード協会・AMGTA）は2023年8月4日、「Comparative Life-Cycle Assessment: Comparison of Casting vs Binder Jetting for an Industrial Part（ライフサイクルの比較評価：工業部品の鋳造とバインダージェットの比較）」と題するライフサイクル分析調査の予備結果を発表した。同調査はAMGTAの委託を受けて、イエール大学環境学部（YSE）がDesktop Metal社ならびにTrane Technologies社と共同で実施したもので、Trane社のHVACシステムのスチール製スクロールチラーを分析し、バインダージェット式3Dプリントと従来の金属鋳造が製造に及ぼす影響を比較調査した。その結果、バインダージェットによって温室効果ガス排出量が38％削減し、より持続可能な部品が製造できることが明らかになった。