In-Vision Technologies社がインド理科大学院と共同で半導体産業向けサブミクロンレベルの3Dプリンターを開発
2023年 8月23日
In-Vision Technologies社 2023年8月17日
In-Vision Technologies社は、インド理科大学院のTapajyoti Das Gupta教授と共同で、フレキシブルで伸縮可能なフォトニックデバイスの製造に使用できる新しいサブミクロンレベルの3Dプリンターを開発している。これまで、ナノスケールの高性能光デバイスの製造には多層2Dリソグラフィが用いられており、クリーンルーム内で複数の設備を使用する必要があるため、コストが高く、拡張性に限界があった。今回開発中の新たな3Dプリンターはクリーンルームが不要で、生産工程を1台の機械に簡素化できるため、生産コストの低減と、強靭なサプライチェーンの構築が期待されている。この3Dプリンターは2023年12月に完成予定で、2024年春にはサブミクロンレベルの光学部品の生産開始が見込まれる。