AMCM社が金属3Dプリンター「M 8K」の開発を発表
2023年10月 3日
AMCM社 2023年9月28日
AMCM社は2023年9月28日、新たな金属3Dプリンター「M 8K」の開発を発表した。M 8Kは、8基のレーザーを搭載し、800x800x1200mmの造形ボリュームを持つプリンターとなる。エアバスとサフランの合弁会社であるアリアングループ向けに国家助成金を得て開発が行われており、同プリンターの最初の用途は、CuCr1Zrを用いて作られる高さ1,000mm以上、最大直径800mmのロケットエンジンの燃焼室のプリントである。この開発にあたっては、EOSグループのレーザーならびに光学設計の最新技術が導入されている。M 8Kは、今後1年以内に稼働開始予定で、2024年末までに3Dプリントされた燃焼室の初回納入を予定している。