イリノイ大学の研究チームが単一のインクでマルチカラー3Dプリントを実現する方法を開発

2024年 2月28日

イリノイ大学 2024年2月23日

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校とベックマン先端科学技術研究所の研究チームが、マルチカラー3Dプリントの新しい方法を開発した。この方法は「UVアシスト・インク・ライティング(UV-assisted-ink-writing)法」と呼ばれ、複数の材料を必要とする従来の多色3Dプリントとは異なり、単一のインクだけで複数色の3Dプリントが可能になる。この新しい方法は、体の色を変化させるカメレオンからヒントを得たもので、3Dプリント中に紫外線の強さを変えることで幅広い色を実現できる。研究者らは、3Dプリントされた材料の色が可視光の幅広いスペクトルを反射するようプログラムすることに成功している。

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