igus社が新たな3Dプリント材料「iglide i230」を発表

2024年 3月 8日

igus社 2024年3月5日

igus社は2024年3月5日、選択的レーザー焼結(SLS)方式向けの新しい3Dプリント材料「iglide i230」を発表した。この新しい粉末材料は110℃までの温度への長期暴露に耐えられるため、SLS方式で3Dプリントされたポリマー部品の用途が拡大する。また、SLS方式で標準的に用いられる材料であるPA12と比較して機械的強度が50%高くなっている。その他の特長としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)非含有、PA12よりも約80%高い耐摩耗性、曲げ試験で破断時の最大荷重94MPaなどが挙げられる。

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