Bondtech社が3Dプリントのパフォーマンスを最適化するコアヒーティング技術を開発
2024年 5月 7日
Bondtech社 2024年4月30日
Bondtech社は、独自の材料注入口形状により材料およびノズルの発熱体との接触面を増加させ、内部から材料を溶かすことにより短時間でより多くのフィラメントを溶かして押し出せるコアヒーティング技術を開発した。この技術により、3Dプリント速度が30%以上向上するだけでなく、レイヤーの密着性が向上するため機械的特性が強化された強固なパーツを製作することができる。また、エネルギー消費量も削減でき、より持続可能で環境に優しい積層造形が可能になる。同技術は米国と欧州の両方で特許を取得しており、BondtechのCEO兼創設者であるMartin Bondeus氏は、将来的には全てのノズルがCHTになるだろうとの見込みを語っている。