バーミンガム大学の研究者がリサイクル可能な3Dプリント用樹脂を開発
2024年 5月20日
バーミンガム大学 2024年5月16日
バーミンガム大学の研究者らが、バイオ原料から作られた新しいタイプのリサイクル可能な3Dプリント用樹脂を開発した。この研究はNature誌に掲載され、高解像度の3Dプリント構造を100%バイオ由来の原料から製造できることが示されている。同樹脂は、製品寿命が尽きた後、ほぼ完全なクローズドループシステムでリサイクルすることができる。バーミンガム大学のAndrew Dove教授はこの開発は石油化学製品由来の3Dプリント樹脂への依存から脱却するための重要な一歩であると述べており、将来的には自動車部品や医療・歯科部品などにも応用される可能性があるという。