オークリッジ国立研究所が部品解析用の3Dプリントデータセットを無償公開
2024年 7月25日
オークリッジ国立研究所 2024年7月20日
米国エネルギー省管轄下にあるオークリッジ国立研究所(ORNL)が、3Dプリント部品の品質を評価・改善するために利用できる新しい積層造形データセットを公開した。ORNLで10年以上にわたって収集されてきたデータに基づき構築された広範なデータセットを活用することで、コストと時間のかかる製造後の分析が不要になり、プリント中の情報のみを利用した積層造形部品の品質検証が促進される。230GBのデータセットは、レーザー粉末床印刷システムで作成された、異なるジオメトリ形状を持つ五つの部品セットの設計、プリント、テストをカバーしており、マシンヘルスセンサーのデータ、レーザースキャンパス、30,000枚のパウダーベッド画像、6,300件の材料引張強度試験データにアクセスすることができる。最新のデータセットは、オンラインプラットフォームを通じて無料で入手可能。