グラスゴー大学の研究者らが3Dプリント複合材料の物性モデル化システムを開発
2024年10月 9日
グラスゴー大学 2024年10月7日
グラスゴー大学によると、同大学のエンジニアチームが、3Dプリント複合材料の複雑な物理現象をモデリングできる初のシステムを開発した。この研究では、高度なコンピューターモデリングを用いて、材料がさまざまな荷重にどのように反応するかを予測するシステムが開発された。その結果、応力とひずみのさまざまな組み合わせに対して材料がどのように反応し、電気抵抗がどのように変化するかを、モデルで正確に予測できることが分かった。これにより、強度、剛性、自己感知特性の特定の組み合わせを生み出すために構造をどのように微調整できるかが予測できるようになり、実際にプロトタイプをプリントする前に、提案された新材料がどのように機能するかについての洞察の提供が可能になる。この研究は、積層造形における将来の開発の基礎となる可能性がある。