バージニア大学が持続可能な3Dコンクリートプリント材料を開発

2024年11月 6日

バージニア大学 2024年10月26日

バージニア大学の研究者が、より持続可能な3Dプリントセメント複合材料を開発した。この新しい材料は、石灰岩と焼成粘土(LC2)セメントにグラフェンを組み合わせたもので、炭素排出量を大幅に削減しながら強度と耐久性を向上させる。同大学が実施したライフサイクルアセスメントでは、このグラフェン強化LC2コンクリートは従来のプリント可能なコンクリート混合物と比較して、温室効果ガス排出量を約31%削減できることが明らかになっている。優れた性能を発揮し、環境にやさしいこの材料は、3Dコンクリートプリントにおける環境問題への取り組みに効果的な強力なソリューションとなる。

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