Cognitive Design Systems社が設計最適化ソフトウェア「Cognitive Design」を発表

2024年 9月24日

Cognitive Design Systems社 2024年9月16日

Cognitive Design Systems社が、設計エンジニアをサポートする設計最適化ソフトウェア「Cognitive Design」を発表した。

Cognitive Designは、設計最適化と製造性が統合された統一プラットフォームを提供し、ワークフローの合理化と、手作業での調整の必要性低減を実現する。このソフトウェアソリューションにより、設計エンジニアが最適な部品性能を達成するために必要な時間が短縮される。

製造可能な設計の最適化

Cognitive Designは、高度で簡素化されたツールを使用して、設計段階から高性能で製造可能な部品を作成できるようにする。経験レベルに関係なく、ユーザーのニーズと期待に適応するように設計されている。

Cognitive Designは、そのエンジンを活用することで、設計エンジニアがジオメトリ最適化の機会を特定し、シミュレーション主導のパラメトリック設計によってそれを実行できるようにする。Cognitive Design Systems社によると、このソフトウェアは、機械的要件を満たし、さらにそれを上回る最適な形状を作成することで、重量を削減できるオプションを発見できるよう支援する。

このような修正は、可変三重周期極小面インフィル、格子インフィル、オフセット、シェル、リブなどの高度な機能によって可能になる。また、Cognitive Designは、エンジニアが部品形状全体を修正したり、特定の領域に焦点を当てたりできるようにすることで、トポロジー的に最適化された設計の性能を向上させると同社は述べる。

製造可能な設計の生成

Cognitive Designでは、高度な製造解析ツールを使用することで、壁の変形やフィーチャーの歪みといった製造上の潜在的な欠陥を設計段階で特定し、防止することができる。このソフトウェアの製造主導型設計アプローチでは、ジオメトリ、オフセットとリブの厚さ、熱集中、穴、粉体除去などのパラメーターを正確に調整できるため、複雑さに関係なく、設計の実現可能性を最大限に高めることができる。また、ジオメトリエンジンにより、ジオメトリを改良して製造性を確保することが容易に行えるため、設計と製造のギャップを埋め、設計の反復作業を減らしてコンセプトから製品までのフローを合理化することができる。

高度なエンジニアリングを加速

xCognitive Designは、アルゴリズミックデザインアプローチを活用してカスタマイズされたワークフローを構築する。また、軽量化、シミュレーション主導設計、AM Morpherなどのプリセットワークフローも提供する。

Cognitive Design Systems社は、正式リリースを記念してCognitive Designの60日間無料トライアルの提供を実施している。

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