ニューメキシコ大学の研究者が3Dプリント用の曲げられるコンクリートの特許を取得

2025年 1月23日

ニューメキシコ大学 2025年1月18日

ニューメキシコ大学によると、土木・建設・環境工学科の研究者が、3Dプリント用の曲げられるコンクリート材料の設計で特許を取得した。コンクリートは圧縮には最適な材料だが、引張には弱い材料である。この問題を解決する超延性セメント系材料は、自立するのに十分な繊維が含まれていなければならず、同時に、引っかかりなく3Dプリンターのノズルを通過できる粘度も必要となる。このバランスを求めた結果、ひずみ容量が最大11.9%高い4種類の混合物が特許として認められた。この材料により、従来の危険でコストがかかる建設プロセスが改善でき、公共インフラの寿命が延びて維持費を抑えられる可能性がある。

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