International Code Councilが3Dプリント製のコンクリート壁の標準規格「ICC 1150」を発表

2025年 2月12日

International Code Council 2025年2月9日

建築業界が後援する米国の非営利標準団体であるInternational Code Council(国際コード評議会、ICC)が、3Dコンクリート壁の3D自動化建設技術(3DACT)に関する初の規格となるICC 1150の策定を発表した。この規格は、3Dプリントで製作されたコンクリート壁の内外装に関する包括的な構造基準を提供することを目的としており、平屋および多層構造における耐力壁、非耐力壁、せん断壁向けの用途に対応している。この新しい規格は、3Dプリンターによるコンクリート構造の進化における重要なマイルストーンであり、建築環境における安全性、信頼性、革新性を確保するものとなる。

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