カタルーニャ工科大学の研究者らが植物由来の3Dプリント用樹脂を開発
2025年 5月 8日
カタルーニャ工科大学 2025年5月6日
カタルーニャ工科大学(UPC)とカタルーニャ化学研究所(ICIQ)の研究チームが、植物由来の材料から得られる高分子樹脂を開発した。これは、3Dプリントにおける化石燃料由来樹脂への依存を低減させることを目的としたもので、トウモロコシやブロッコリーなどの食品に含まれるコハク酸など、天然資源から得られるモノマーから新しい3Dポリマー樹脂が作成された。UPCとICIQのチームが開発した天然由来の高分子樹脂は、DLP方式やSLA方式の3Dプリンターで使用することができる。この研究は、より環境に優しい3Dプリント技術を推進するために不可欠なものとなっている。