ジョンズ・ホプキンス大学の研究者らがHyFAM技術を開発

2025年 5月12日

ジョンズ・ホプキンス大学 2025年5月6日

ジョンズ・ホプキンス大学の2名の科学者が、HyFam(Hybrid Formative-Additive Manufacturing)と呼ばれるハイブリッド製造技術を開発した。これは、積層造形と鋳造技術を融合させたもので、基本的に材料押し出し方式の3Dプリントと充填ノズルが組み合わされ、輪郭は3Dプリントで精密に造形し、そこに材料を流し込むことで内部構造を素早く充填する。これにより、細部まで作り込むことができるものの造形速度が遅いという3Dプリントの課題が解決される。「HyFAMは、高度に複雑で均一な物体にはあまり有利ではないが、スピード、材料の柔軟性、デザインの複雑さを兼ね備えたその強みは、建設からソフトロボットまで、幅広い産業にとって有望なソリューションとなる」と開発者は語る。

More Information