EUプロジェクト「InShaPe」が金属積層造形の飛躍的な進歩を達成
2025年 7月31日
InShaPeプロジェクト 2025年7月25日
EUの資金提供を受けた研究プロジェクト「InShaPe」が、生産性の6倍向上、コスト50%削減、エネルギー消費量・材料廃棄物の削減、部品品質の向上という顕著な成果を挙げた。このプロジェクトは、ミュンヘン工科大学（TUM）が主導し、8カ国からパートナー11社が参画したもので、これまでの3年間で、AI駆動のビーム成形とマルチスペクトルイメージング（MSI）を組み合わせた新たなPBF-LB/M金属積層造形のプロセス最適化手法を開発した。この手法により、生産性の6.2倍向上と製造コストの半減が実現している。この革新技術は、特に航空宇宙、エネルギー、自動車産業におけるPBF-LB/Mの応用拡大の道を開くものとなる。