Bambu Lab社が大型3Dプリンター「H2S」を発表
2025年 8月29日
Bambu Lab社 2025年8月26日
Bambu Lab社は2025年8月26日、大型3Dプリンター「H2S」を発表した。H2Sは同社のフラッグシップとなる単一ノズル3Dプリンターで、これまでで最大のサイズを実現しつつ、高速性と高精度を兼ね備えている。H2Sの造形サイズは340×320×340mmで、同社のX1Cプリンターの220％の造形容積を実現している。このため、大型の治具、筐体、多部品アセンブリなどを、より少ない分割でプリントすることができる。また、軽量シングルノズルツールヘッドと高流量ホットエンドにより最大1000mm/sのツールヘッド速度・加速度20,000mm/sという高速度が実現している。さらに、350℃対応のホットエンドと65℃のアクティブ加熱チャンバーの組み合わせにより、汎用性の高いPLAから耐摩耗性カーボンファイバー強化ナイロン、その他のエンジニアリンググレードフィラメントまで幅広い材料に対応可能となっている。