ASTM Internationalがポリマー積層造形の押出工程における層間ウエルドの評価試験案を策定へ

2025年11月 7日

ASTM International 2025年11月4日

ASTM InternationalのF42積層造形技術委員が、ポリマー積層造形の押出プロセスで製造される部品の強度と品質を最大限に高めるための規格案を策定している。ポリマー積層造形部品の最も脆弱な部分は材料が堆積する際に層間に形成されるウエルドで、引張試験などで再現性をもたせて測定することが困難である。ASTMによると、現在策定中の規格案における試験は優れた再現性を示すもので、ユーザーはプリントのパラメータ設定などの微調整を行い、プリント部品の強度を最適化できるようになるという。この試験は、部品設計者、製造工程開発者、品質保証担当者に有用なデータを提供するものとなる。

More Information