HP社が産業用3Dプリントを設計現場に導入へ
2026年 5月19日
HP社 2026年5月13日
HP社は、産業用3Dプリンティングを設計現場に直接取り込む戦略を掲げ、新たな製品群を発表した。中核となる「MJF 1200」は、従来は工場や外部サービスに依存していた高性能造形を、オフィスや設計スタジオ内で実行できるコンパクト機で、設計から試作・検証までの反復サイクルを大幅に短縮することを狙う。これにより外注待ち時間が削減され、開発スピードと意思決定の迅速化が期待される。さらに量産向けには「Jet Fusion 5600」シリーズの生産性向上や新材料対応、部品に直接マーキングできる2色印刷機能を強化。高温材料に対応するフィラメント機や、金属3Dプリントの材料拡張・粉末処理効率化も進めている。これらの取り組みは、3Dプリンティングを外部工程ではなく開発ワークフローの中心に統合し、アイデア創出から製造までの距離を縮める分散型製造の実現を目指すものである。