3D TIMON 材料物性測定サービス
「期待する解析精度にならない」その原因は使用している樹脂データにあるかもしれません。
射出成形解析に用いる樹脂物性には、粘度、PVT、比熱、密度、熱伝導率などの熱物性、弾性率などの機械物性などがあり、物性データを正確に反映していないと解析精度に影響する場合があるからです。
3D TIMONの開発元である東レエンジニアリングDソリューションズ株式会社では、材料の測定サービスを実施しています。
課題
- 物性に関するデータがない。
- 測定データをうまく近似化できない。
このサービスで得られる効果
- 物性を測定・近似化し、すぐ解析で使える3D TIMON用樹脂データ(MDLファイル)で納品。
主に重要となる物質
樹脂物性の中でも「粘度」と「PVT」データが解析精度に大きく影響します。
- 粘度:流れやすさを示す指標であり、大きくなる ほど流れにくくなるパラメーター。表現するのに粘度モデル式を用いられることが多く、さまざまな式で表現される。
- PVT:温度(Temp.)と圧力(Pressure)で変化する比容積(Volume / g)を表すデータで、図2のようなグラフで表現される。主にそり変形解析で用いる物性。
材料測定サービスではこれらのデータの測定を行い、3D TIMON用樹脂データ(MDLファイル)で納品します。解析を実施する際はMDLファイルを読み込むとすぐにご利用いただけます。
主なサービス
熱可塑性樹脂測定 | 熱物性、粘度、PVT、機械物性、粘弾性物性 |
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熱硬化性樹脂測定 | 熱物性、粘度、PVT、機械物性、硬化反応率・反応熱 |
近似 | 粘度、PVT、硬化反応率 |
サービスの詳細については、お気軽にお問い合わせください。