EinScan Pro HD 製品特長

Shining3D社のEinScan Pro(インスキャンプロ)シリーズの最新機種「EinScan Pro HD」はスキャン精度とスピードがさらに向上した多目的3Dスキャナーです。「EinScan Pro HD」の製品特長をご紹介します。

スピーディーで高品質な3Dモデリング

EinScan Proシリーズならではの多機能・高品質を継承

EinScan Pro HDは、ハンドヘルド型3Dスキャナーで高解像度と高精度のキャプチャーデータを取得できます。高い汎用性とデータ最適化機能が一体となって、効率的にプロ仕様の3Dスキャンを実現します。高品質の3Dモデリングにこだわるデザイナーやエンジニアのための3Dスキャナーです。

0.2mmの最小ポイント解像度で高解像度と高精度を実現

新構造のプロジェクターを採用することで、従来の固定スキャンモードで使用されていたストライプパターンスキャンをハンドヘルドHDスキャンモードでも使用可能になりました。さらに0.2mmの最小ポイント解像度とアルゴリズムの最適化により、固定スキャン時と同等の高解像度と高精度を実現しています。

従来比3倍のスキャンスピードと高精度を両立

EinScan Pro HDは、ハンドヘルドスキャンモードで1秒間に最大300万ポイントを取得し、固定スキャンモードでは1フレームごとに0.5秒以下で取得するという高速のスキャン能力を持っています。従来比で3倍の速度でありながら高精度なスキャンを実現しました。スキャンデータはUSB 3.0でスピーディーに転送されます。

用途に合わせて選べる四つのスキャンモード

ハンドヘルド:HDスキャンモード

ハンドヘルドで高精細にスキャンするモードです。プロジェクターに搭載されるLEDが従来モデルよりも高輝度になりました。さらに赤外LEDを内蔵したことにより、ハンドヘルドながら固定スキャンに匹敵するほどの高解像度スキャンが可能。マーカーだけでなく形状による位置合わせもできます。

ハンドヘルド:ラピッドスキャンモード

1m以上の大きなものを高速にスキャンするモードです。HDスキャンよりも解像度は劣りますが、投影されるLEDの高輝度化と投射パターンの変更により、トラッキングロストが少なくなりました。また、黒色や反射物などに対してのスキャン性能が大幅に向上しています。

固定スキャンモード:オートスキャンモード

スキャナーを三脚に乗せ、ターンテーブルを用いて全自動でスキャンするモードです。ターンテーブルにあるマーカーを基準にして自動で位置合わせをします。ターンテーブル上のマーカーを元に位置決めするため、精度が最も高いスキャンモードです。なお、三脚とターンテーブルはオプションになります。

固定スキャンモード:フリースキャンモード

スキャナーを三脚に乗せて1度ずつスキャンするモードです。形状特徴やマーカーによる位置合わせを行います。ターンテーブルに載らない大きなサイズをスキャンするため、シングルショットでさまざまな方向からスキャンします。シングルスキャンを繰り返すことで大きいサイズのスキャンを可能にしています。