FARO Blink

精度4mmのLiDAR SLAMと点群処理の自動化クラウドサービスを同梱した低コスト3Dスキャナー

デジタル技術の進化により、さまざまなタイプの3Dスキャナーが普及し、より手軽に導入できるようになっていますが、設備の維持管理や施工管理には、高精度なスキャナーが求められます。導入コストや運用面に課題があり、導入を見送っていませんか?

FARO Blinkは、最新のLiDAR SLAM技術を搭載し、精度4mmの高品質な点群データをこれまでにない低コストで実現する3Dスキャナーです。複雑な操作は不要。シンプルなワークフローとクラウド連携で、簡単に現場のデジタル化を始められます。

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製品特長

高精度LiDAR SLAM

FARO Blinkは、最新のLiDAR SLAM技術により、±4mmという高精度な点群データを取得できます。これまで以上に正確な現況把握と信頼性の高い3Dモデル作成を可能に。

近距離から広大なエリアまでカバー

FARO Blinkの計測範囲は0.5~80m。これらの課題を解決します。

  • 30m前後の近距離しかスキャンできない。
  • 屋外での利用に不安がある。
  • cm単位の精度でCAD化が難しい。

高品質な画像データ

解像度25メガピクセルの2軸上HDRカメラシステムを搭載。同クラスの3Dスキャナーの中でも最高レベルの高画質画像を提供します。

使いやすいさを追及

ガイド付きスキャンによるリアルタイムフィードバック

FARO Blinkは、スキャナー本体に高度なリアルタイムフィードバック機能を実装しています。スキャン作業中に位置情報の変動や不適切なスキャン領域を即座に検知し、作業者に通知します。

レーザースキャン未経験者に対して適切なスキャン手順とデータ取得を支援し、熟練者にとっては、意図しないデータ欠損や重複スキャンを未然に防ぎ、効率的かつ高品質な点群データ取得を可能にします。

FARO Stream(無償アプリ)で、リアルタイムでモニタリング

FARO Streamは、FARO社製3Dスキャナー専用の無償アプリで、スキャン作業中のデータ取得状況をリアルタイムに可視化するモニタリング機能を搭載しています。

オフィスに戻ってからスキャン結果を確認していたワークフローと比較して、FARO Streamならデータ取得の不備やスキャン漏れを即座に特定し、その場で再スキャンなどの対応を可能にするため、手戻りを大幅に削減します。

FARO BlinkとスマートフォンをWifiで接続。専用アプリFARO StreamでFARO Blinkを操作し、計測を開始。このとき、面倒なスキャン設定や操作は必要ありません

  • スキャン作業中にリアルタイムでモニタリングし、Stream上で移動の様子が確認できる

  • スキャン作業しながらStream上で各スキャンデータを事前登録

スキャンデータの自動処理

FARO Blinkは、クラウドベースのプラットフォームであるSphereXGとの連携を前提として設計されています。取得された点群データや360°写真は、専用ソフトウェアを介さずにSphereXGへダイレクトにインポートされ、クラウド上で合成処理を行います。

これにより点群処理ソフトウェアの導入や高度な専門知識は不要となり、データ処理にかかる時間的および人的コストを削減します。

また、SphereXGにアップロードされたデータは、インターネット接続と標準的なWebブラウザーがあれば、いつでもどこからでもセキュアにアクセス・共有・一元管理することが可能です。

SphereXGでできること1.複数種類のデータを表示閲覧共有可能

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SphereXGでできること2.撮影データの時系列比較

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SphereXGでできること3.点群データと3D / BIMデータの比較

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高速スキャンと簡単なセットアップで作業時間を短縮

FARO Blinkのスキャン速度はわずか30秒/スキャンと高速。セットアップも簡単なので、現場での作業時間を削減します。

3次元モデル化事例(プラント設備)

あるプラント設備(サイズ:幅 50×奥行 40×高さ 15m)において、3Dスキャナーで取得した点群データから3次元モデルを作成。この広大なプラント設備全体のモデル化にかかった時間は、わずか12時間でした。

この3次元モデルは、設備の現状把握、維持管理計画、改修工事の設計、シミュレーションなど、多岐にわたる用途に活用できます。