FormingSuite / FTI CATIA 活用事例

Ford

Ford社は2007年からFTI製品を導入し始め、部品設計、コスト管理、サプライヤーチェーン管理などさまざまな部署でFTI製品の機能を活用。材料の歩留まりの向上や設計変更による手戻りの削減に力を入れています。

2007年時点でFord全体の車種の歩留まり率は48%でしたが、FTIを導入して以来、歩留まりを意識した設計プロセスができ、2017年時点で平均歩留まり率を66%までの向上を実現。これによる節約したコストは、数億ドルであり、大きなコスト削減の効果を実現できました。

Adient

原材料のコストが高騰している中、製品の製造コストを抑えることが重要なポイントです。

グローバル大手の自動車用シートメーカー Adient社は、設計部署でFTI成形性分析ツールを導入しており、設計の早期段階で部品のしわ・き裂を解析。リスクがある部位に関して、早い段階で形状修正をし、金型製作着手してからの手戻りを大幅に削減できています。

シンプルな操作のおかげで、プレス部品の設計者でも簡単にFTI製品で解析を実施でき、設計の上流プロセスで製造性を考慮した設計を実現しています。