サブスクリプション(QLC/YLC)×スタンドアロンがお薦め
理由:永続ライセンスの費用をかけずに導入でき、まずは1台で試したい、数カ月のプロジェクトで使いたい場合に適しています。
SOLIDWORKS ライセンスガイド
SOLIDWORKSの導入を検討する際、「Standard / Professional / Premiumのどれを選ぶべきか」といった製品グレードにばかり目が向いていないでしょうか。もちろん製品選定も重要ですが、実はそれ以上に大きな影響を与えるのが「ライセンスの買い方(支払いモデル)」と「使い方(利用形態)」です。
本ページでは、SOLIDWORKSを初めて導入する方にも分かりやすく、SOLIDWORKSライセンスの種類・違い・最適な選び方を解説します。
SOLIDWORKSのライセンスは「二つの軸」で考える
SOLIDWORKSのライセンス選定は、次の2軸で考えると整理しやすくなります。

1.SOLIDWORKSの買い方(支払いモデル)
永久ライセンス+年間保守
永久ライセンスは、SOLIDWORKSを一度購入すれば、そのバージョンを永続的に利用できるライセンス形態です。現在も多くの企業で採用されている、最も一般的・スタンダードな導入方法です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
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永久ライセンス+年間保守の支払いイメージ
サブスクリプション
サブスクリプションは、必要な期間だけSOLIDWORKSを利用できる契約形態です。3カ月または1年単位で契約でき、契約期間中は常に最新バージョンを利用できます。
| メリット | デメリット |
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サブスクリプションの支払いイメージ
ワンポイント(用語解説)
QLC (Quarterly License) / QSC (Quarterly Service Charge):3カ月契約
YLC (Yearly License) / YSC (Yearly Service Charge):1年契約
2.ライセンスタイプ(利用形態)の違い
スタンドアロンライセンス
1ライセンスを1台のPCで使用する、最もシンプルなライセンス形態です。
- 向いている方:個人利用、利用者が完全に固定されている環境。
- 特徴:サーバー不要で管理が簡単。
- 注意点:同時に複数人で使用できない。PCが故障した場合などにライセンス認証の移行作業が必要。

ネットワーク(フローティング)ライセンス
ライセンスサーバーを介して、複数ユーザーでライセンスを共有する形態です。
- 向いている方:利用者が多く、同時利用数にばらつきがある企業。
- 特徴:契約ライセンス数を抑えて効率的に運用できる(例:5ライセンス契約で10人が交代で利用)。
- 注意点:ライセンスサーバーの構築・管理が必要。同時利用数を超えると使用できない。

ネームドユーザーライセンス(3DEXPERIENCE)
特定のユーザーID(3DEXPERIENCE ID)に紐づくライセンス形態です。主に3DEXPERIENCE製品で採用されています。
- 向いている方:利用者が完全に固定されている。場所を問わず、クラウド環境も活用したい企業。
- 特徴:ユーザー単位で利用権を管理できる。どのPC・場所からでもログインでき、クラウド連携によるデータ管理・共同作業に強い。
- 注意点:一部製品(3DEXPERIENCE版 SOLIDWORKSなど)はPCへのインストールが必要。
お客様の状況別 おすすめライセンス構成
初期投資を抑えたい、利用期間が決まっている場合は?
長く継続的に利用したい。
永久ライセンス +年間保守×スタンドアロンがお薦め
理由:ライセンス購入の初期費用はかかりますが、永久的に利用する権利を所有できるため。複数人で効率的にライセンスを共有したい。
永久ライセンス+年間保守×ネットワークライセンスがお薦め
理由:ライセンス数を抑えつつ、部署内の多くの人が交代で利用でき、長期的なコストも安定します。ユーザーが固定されており、さまざまな場所やデバイスで利用したい。
3DEXPERIENCE製品(ネームドユーザーライセンス×サブスクリプション)がお薦め
理由:ネームドライセンスのため、場所やデバイスに縛られることなくご利用いただけます。ただし、3DEXPERIENCE版のSOLIDWORKSなど一部の製品はPCへのインストールが必要です。
「自社にはどの組み合わせが最適か分からない」「将来も見据えて選びたい」そのような場合は、SOLIDWORKSの導入実績が豊富な販売パートナー・大塚商会にぜひご相談ください。