切削工具が行方不明になっていませんか?
切削工具の行方不明や、管理の煩雑さでお困りではありませんか?
切削工具の行方不明、寿命管理の煩雑さ、無駄な在庫……このような問題を経験していませんか?
ZOLLERの「工具管理ソフト・TMS(Tool Management Solution)」は、全ての工具の情報を一括管理することができます。切削工具の見える化を実現し、生産性の向上とコスト削減に貢献します。
このようなお悩みごとはありませんか?
工具の所在が分からない
工具の在庫が各所に散乱していると、探し出すために作業中断を招く可能性が。また、ダブリ発注など無駄な注文が発生し、在庫を抱えてしまう場合も。
工具の寿命が把握できていない
工具の交換時期を逃し、製品不良や機械の故障につながる可能性も。
工具の選定に時間がかかる
加工前の準備時間が長く、納期遅延の原因となる可能性も。
工具の選定、発注、管理が加工担当者任せ
各担当者が独自のノウハウを持っていると、そのノウハウが組織全体で共有されず、改善の機会を逃す可能性も。
TMSによる工具データ登録、管理
TMSの工具管理は、とてもシンプルに始められます。簡単な操作による工具管理、各システムとの連携をご紹介します。
TMSは、シンプルな操作で、工具管理に必要な項目を登録していきます。工具パラメーター登録画面では、寸法を入力でき、工具データとして、2D、3D形状を簡単に作成できます。もちろん2D、3D形状データはCAMソフトやシミュレーションソフトでも利用できます。
工具以外にツールホルダーやプルスタッドなど、組み合わせる部品全てを登録できます。登録された工具を含む各部品は、組み合わせて登録することもできます。
インターネットクラウドサービスを利用し、工具データをTMSにダウンロードすることも可能。工具メーカーやツールホルダーメーカーが最新のデータをクラウドデータベースに提供しており、ワンクリックでTMSに工具データとして取り込めます。
加工するワークに合わせ、必要な工具をリスト化することも可能です。さらに工具リストには、工具情報以外に使用する治具やNCプログラムなどの情報も追加できます。
これらの情報は、TMSをインストールしている複数のPCからもアクセス可能。オフィスや工具室などで確認することで、在庫のない工具による指示や加工に異なる工具や治具を指示するといった「うっかりミス」を防ぎ、工作機械の非稼働時間の低減につながります。
TMSが世界中で使用されている理由
TMSは世界中で使用されている主要なCAMソフト、シミュレーションソフトに工具データを提供できるCAMインターフェイスを用意しています。
CAMソフトからTMSの工具データに直接アクセス
CAMソフトの画面よりTMSの工具データに直接アクセスできるようになり、CAMソフトの工具ライブラリにデータを取り込めます。複数のCAMソフトを所有する場合、TMSの工具データを全てのソフトウェアに提供できるため、データの整合性が維持できます。
つまり、CAMオペレーターは、CAMソフトの画面から、現場の工具情報にアクセスできるため、現場へ出向いて工具を確認する必要がなく、作業効率が向上します。
シミュレーションソフトとの連携
シミュレーションソフトへも同様に、工具データを取り込み、必要に応じて切削条件なども提供することで、正確なシミュレーションを実現します。ツールパス作成後は、使用する工具リストをTMSに書き込み、工具リストとして管理できます。
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