シーメンスが提供を始めたXaaSとは?

2022年10月、SaaSモデルをXaaSモデルに移行

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア(以下シーメンス)が2021年に発表した「Xcelerator as a Service(XaaS)」は、これまでのサブスクリプション(SaaS)モデルに代わり、従来のCADなどの製品に加え、関係者とのデータ共有機能やAR機能などを搭載したオープンデジタルビジネスプラットフォーム「Siemens Xcelerator」をサブスクリプション形式で提供するサービスです。既存製品と組み合わせてクラウドを介したコラボレーションを実現します。

Siemens xceleratorとは

Solid EdgeやNXなどの製品は従来通りオンプレミスで提供し、AWSを基盤とする「Siemens Xcelerator」が提供されます。

1社500GBに加え、ライセンス増加につき5GB / XaaSライセンスのストレージ容量が追加されます。ストレージは、3Dデータ管理には利用せず、あくまでコラボレーションをはじめとしたさまざまな機能を利用するために用意されています。

また、1プロジェクト最大10名まで利用が可能です。企業内はTeamcenter、外部とはXceleratorと組み合わせてご利用いただけます。

Siemens Xceleratorの機能

  • クラウドストレージ提供。あらゆるファイルを共有
  • 3D CADデータのビューアー機能。計測、断面、マークアップなど
  • セキュリティ保護されたチームによるファイル共有
  • スマホ、タブレットを活用したAR(拡張現実)機能

Siemens Xceleratorのメリット

  • いつでも、どこでも、どのデバイスからでもアクセス可能
  • 部門、企業、海外とのより良いコラボレーションを実現
  • 自社ITとハードウェア運用の低減
  • 生産性向上までの時間短縮

まとめ

Xcelerator Shareは、

  • Xcelerator as a Service(XaaS)サブスクリプションの新たなクラウドコンポーネントです。
  • 日常のコラボレーションを支援する豊富な機能セットを提供します。
  • あらゆる規模の企業にとって、DXをよりアクセスしやすく、柔軟性があり、スケーラブルにすることに貢献しています。

お客様のDX推進に、シーメンスXceleratorを活用しませんか?