主な内容
- エンタープライズハーネス各パッケージの解説
- パッケージの機能比較表
- エンタープライズハーネスの特徴と効果 など全49ページ
開発期間短縮に、ハーネス設計の前倒しがカギだ
図面からではハーネスの長さが正確に分からない! そのため試作品を作成し、実物のハーネスを使って経路と長さを決定してからハーネス設計をしている。現場の設計者の方からこのような声を耳にします。実は、3Dモデルを利用すれば、ハーネス設計を試作品作成前に組み込むことができ、製品開発期間をグッと短縮できます。
そこで、お勧めしたいのがハーネス設計に特化した「エンタープライズハーネス」です。エンタープライズハーネスは、ハーネス設計に求められる次のような要件を満たしています。
それでは、エンタープライズハーネスで具体的にどのようなことができるのかご紹介します。
始点側コネクター位置、経路点、終点側コネクター位置をクリックするだけで、簡単に経路を作成できます。分岐経路も経路点を指定するだけです。作成経路点を選択してドラッグすると、経路の編集ができます。
複数の束ねられたケーブルを一つの経路形状として表現するため、ケーブル形状が増えてもデータが軽く、処理速度が低下しません。複数ユニット間やシステム全体の経路を飛躍的な効率でモデリングでき、設計に集中できます。
エレキCADから出力されたFromToリストを読み込み、配線に必要なケーブルやコネクター情報を正確に入力できます。そして、エンタープライズハーネスから配線結果と抽出されたケーブル長さを含んだFromToリストを出力し、重量・コスト計算にも利用できます。
Premiumパッケージでは、ハーネス展開図を作成ができる「エンタープライズレイアウト」をご使用いただけます。エンタープライズハーネスで作成した3Dワイヤーハーネス情報を自動で2Dのハーネス図に変換します。3Dワイヤーハーネスの設計変更が発生した際、変更箇所のみをハーネス図へ反映でき、効率的に図面の修正を行えます。
そのほか、設計ルールに基づいたチェックができる「デザインルールチェック(DRC)」では、挟み込みやケーブルを傷つけるエッジなどワイヤーハーネス特有の問題を検出できます。自動的に計算されるワイヤーハーネスのたわみの範囲内でチェックすることで、実機検討に近いワイヤーハーネス設計を行えます。ワイヤーハーネスの動きを制御する部品、留め具などをリアルタイムにチェックを行いながら、配置位置を検討できるので設計力アップにつながります。
SOLIDWORKSで作成した3Dモデルをエンタープライズハーネスに取り込み、経路作成後、SOLIDWORKSにハーネスを渡せます。SOLIDWORKSでの部品の移動に合わせて自動的に経路が追従します※。
さらに詳しく知りたい方へ無料資料請求
このトピックスの解析結果を資料にまとめています。もちろん無料! ぜひ情報収集や検討資料としてお役立てください。
3次元ハーネス設計ツール
エンタープライズハーネス(充実の49ページ)
主な内容