図面チェックコマンド
AutoCADで重複しているシンボルの検出、削除を支援する開発事例です。
意図せずに、図面内にシンボルが重なって配置されてしまうことがありました。そのことに早い段階で気付けず、シンボルを集計した結果を後工程で使用する際に発覚し、集計結果を再確認する手戻りが発生することが多くありました。また、機械的に削除しようとすると、本来残しておくべきものまで削除してしまうリスクもあり、オペレーターの目視による確認・判断を省略することはできず、負荷がかかっていました。
そこで、重なっている図形を探して視覚化するコマンドをご用意しました。これにより、オペレーターによる確認作業の負荷軽減と品質向上につながりました。
開発前後の比較
開発前
- 重複しているシンボルを探す手間を削減したい。
- 重複しているシンボルの検出漏れを防止したい。
開発後
- 目視での確認にかかる時間・労力を削減し、対処の判断に注力できるように。
- 検出漏れによる手戻りを削減でき、全体的に業務効率を向上できるように。
このようなお客様にお勧め
- 図面内で特定の図形を探すのに多くの手間や時間を割いている方。
- 作図ルールの整備や周知徹底が進まないために、本来は必要ないはずの作業に時間をとられている方。