図面テキスト情報抽出コマンド
図面から任意の情報を抽出する開発事例です。
もともとは専用CADを利用して作図した設計情報を抽出していましたが、専用CADのサポート終了に伴い、汎用のAutoCADに移行しました。しかし、AutoCADでは設計情報の抽出作業が手拾いになり、かなりの時間を要していました。
そこで、AutoCADをカスタマイズして、専用CADと同等の一括データ出力機能を実装しました。ルールに基づいて作成された複数の図面から設計情報(図面名、図番、部材記号、型番など)のテキストデータを一括で抽出し、中間データ(CSV)として書き出すことで、後工程の作業にスムーズにデータを渡せるようになりました。
開発前後の比較
開発前
- 手作業でのデータ抽出による作業工数を削減したい。
- 手作業でのミスを削減したい。
- 社内での後工程とのデータやり取りをスムーズにしたい。
開発後
- 作業工数の削減、手拾いのミスを削減できるように。
- 作図ルールが徹底された。
- 社内にさらに業務を改善しようとする意識向上が見られた。
このようなお客様にお勧め
- 図面情報の手拾い作業を行っていて、時間がかかっている方。
- 手作業での集計でミスが多くて困っている方。