繰り返し作業の効率化

道路付帯物に関する図面および帳票作成のシステムの更新例です。

既に他社が開発したシステムを持っていましたが、長年使用しているうちに実業務との乖離(かいり)が生じつつありました。また、設計作業を標準化したがゆえに、設計者のノウハウを考慮した設計変更が難しくなっていました。

ほかにも複数の設計成果を比較する資料をExcelで作成していましたが、パターン数分の設計成果を得るために繰り返し作業が発生し、時間がかかっていました。

そこで、システムを新しく作り直すこととし、実業務に合わせた機能を実装するとともに、設計成果を任意に編集できるようにしました。また、繰り返し作業を自動化し、比較資料を一度の操作で出力できるようにしました。

これにより設計作業の品質向上と効率化を同時に実現しました。

開発前後の比較

開発前

  • システムの機能と実際の業務内容が合っておらず、手直しが発生。
  • 設計者のノウハウを生かした設計変更ができない。
  • 手作業での繰り返し作業に時間がかかっており、ミスも起こりやすい。

開発後

  • 実務に即した機能にカスタマイズし、手直しは不要に。
  • 設計の正確性と自由度を生かし、精度と品質の向上に寄与。
  • 自動化によって作業時間を短縮しながら、ミスを削減。

このようなお客様にお勧め

  • 大量の成果物(図面、帳票類)を1枚ずつ作成している方。
  • 繰り返し作業に多くの時間を割いている方。
  • 過去に導入したシステムを改修せずに長年利用している方。

対象製品