サーフェス上に根固めブロック一括配置(Dynamo事例)
サーフェスに合わせてブロック一括配置するDynamoプログラム事例をご紹介します。
根固めブロックの配置では一つ一つ配置したり、造成面のサーフェスに合わせてブロックを回転させて配置したりする必要があるため、非常に手間が発生していました。そこで、造成面のサーフェスに合わせて根固めブロックを一括配置するプログラムをご用意しました。このプログラムでは、X方向は作図した線分の長さに合わせて、Y方向は入力した配置数に応じて、Z方向(配置高さ)は選択したサーフェスに沿ってブロックが一括配置され、作業の効率化を実現しています。
このように手間がかかる作業でも、DynamoではCADの利用者自身がプログラミング知識の有無にかかわらず作業を効率化できます。
- * Dynamo(ダイナモ)は、AutoCAD Civil 3Dに実装されているビジュアルプログラミングプラットフォームです。
事例のDynamoプログラムを動画でご紹介
この動画に音声は含まれません。
開発前後の比較
開発前
- 根固ブロックを必要な数を把握して配置しなければならなかった。
- 造成面のサーフェスに合わせて根固ブロックを回転させなければならなかった。
開発後
- 線分の長さに合わせた配置や入力した値だけ配置できるので、配置時間の短縮を実現。
- 造成面のサーフェスに合わせて配置されるので、3次元操作が不要となり、作業の簡易化を実現。
このようなお客様にお勧め
次のような目的をお持ちのお客様にお勧めです。
- Civil 3Dを利用しているが、さらに効率化したい方。
- 業務に合わせた内容にご自身でプログラムを変更したい方。
対象製品
Autodesk Dynamo for Civil 3D