Autodesk社がCAD/CAM/CAEソリューション「Fusion 360」の機能拡張を発表

2020年11月19日

Autodesk社 2020年11月17日

Autodesk社は2020年11月17日、同社製CAD/CAM/CAEソリューション「Fusion 360」に対して導入された、あるいは近日中に導入される機能拡張について発表した。既に利用可能となっているMachining Extension(機械加工機能の強化)では、今年発表されたツールパストリミングと多軸干渉回避技術に加えて、新たにNCプログラミングの視覚化と検証のための完全な加工工具シミュレーション機能の導入を発表している。同じく既に利用可能であるGenerative Design Extensionでは、新たにメインストリーム設計者も利用できるようになると共に、今秋には新たにジェネレーティブフルード(生成的流体解析)機能を導入するとしており、流体に対する製品設計の最適化、特に流体が障害物を避ける際の圧力損失を最小限にできる設計案を検討できるようになるとしている。また、より優れた製品データと製品ライフサイクル管理用機能を提供するManage Extensionや、金属積層造形に関する解析機能を提供するAdditive Simulation Extensionなど、さまざまな機能拡張が数か月以内に導入される予定であるとしている。

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