BETA CAE Systems社がCFD関連ツール製品群をアップデート

2021年 3月25日

BETA CAE Systems社 2021年3月19日

BETA CAE Systems社は2021年3月19日、同社製CFD製品群の最新バージョンとなるv21.0.3のリリースを発表した。プリプロセッサーのANSA v21.0.3では、変更セット機能と合わせてSave asまたはSave visibleを実行すると予期せぬファイルサイズの増大が生じる不具合や、ANSA_TRANSL.pyにおいて、スクリプト関数にsession.Quit()が使用されていると強制終了する不具合をはじめとして、数多くの不具合が修正されている。ソルバーのEPILYSIS v21.0.3では、CQUAD8曲げ曲率評価のために固有モード解析において差異が生じる不具合や、エッジノードが削除されたCTRIA6の場合に、力や応力などの結果をリカバリーした際に一貫性を保たない不具合が修正されている。ポストプロセッサーのMETA v21.0.3では、Abaqus_RESULTS_SEARCH_PATHの実装により、指定したディレクトリーを自動的に検索することが可能となっている。また、2Dプロットウィンドウ内で、アクティブなプロットがない状態でAnnotation on Windowを作成しようとすると強制終了する不具合をはじめとして、複数の不具合が修正されている。

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